Linkとは

これまで、介護現場において、外部研修などの機会も少なく、その施設でスキルを高めることが前提とされていました。認知症介護においては、未だ十分なケア技術の確立がなされておらず、サービスの質も保たれにくい現状があります。

私たちの活動は、介護実践者が、他施設の仲間と一緒に勉強をしたり交流することで、刺激をもらい自分を高めていくことの大切さに気付いたことから始まりました。全国で行われている認知症介護実践者研修をリードしている認知症介護指導者と受講生が同じ仲間としてつながりながら、更に志の高い仲間と出会い、影響を受け、成長し、その喜びを感じ合う形で、全国認知症ケア実践者ネットワークLinkという会も大きく成長してきました。
これは、同じ目的を持っている仲間と出会い語ることで、忘れかけていた大事なことを、一人ひとりが言語化することが出来る活動です。

『素直さ』に共鳴できる社会を作りたい。

介護者はだれもが認知症の状態にある方の魅力を感じています。
それは何か。
その魅力に気づき、言葉にし、分かち合い続けることが専門職として目の前の人と関わることに とても大切な要素であり、理解を社会に広げていくことが専門職としての使命であるとも言えます。
このような活動をしている仲間が全国にたくさんいます。

しかし、そのような活動に出会えていない仲間も全国にたくさんいます。
そこで、Linkは、活動団体である「全国認知症ケア実践者ネットワーク」として全国で活動を行っています。

そして、様々な活動をしている仲間が出会える場「つながりんく」で更に互いの繋がりを深めていきます。
このような活動を「NPO法人Linkマネジメント」がサポートしています

Link発足までの経緯

2006年 横浜市認知症実践者研修修了者の 有志によって「修了者の会」を発足
2007年 「Link横浜」として改名し、集会や交流会などを行う。
2008年 全国の実践者仲間に呼びかけ、「全国認知症実践者ネットワーク Link」として情報共有を開始。
2009年 神奈川県の職能団体として研修受託
2010年 熱海宿泊研修を開催、その後毎年恒例宿泊研修として全国の仲間が集う。
2011年 会の継続を図り、NPO法人Link・マネジメントを運営主体とする。

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